CC-Link IE通信 QJ71GF11-T2
PREFACE
CC-Link IE通信機能
今回は、マスターローカルユニット
QJ71GF11-T2と
ローカルデバイス(入出力リモートユニット)
NZ2GF2B1-16D(DC24V 入力16点)
※(2015年生産中止)
NZ2EX2B1-16T(トランジスタ 出力16点)
※(2017年生産中止)
入出力混合ユニット
PLC⇔ローカルデバイス間で
通信を行います。
DOCUMENT
構成は
単純に1対1
最初にローカルユニットを設定
設定
ローカルユニット
NZ2GF2B1N-16D
局番設定(STATION No.)
1局なので
×10 "0"
×1 "1"
SETTING 1 QJ71GF11-T2
QJ71GF11-T2を設定
種別 ”CC IE Field(マスタ局)”
先頭I/O No. ”0000”
ネットワークNo. ”1”
モード設定 ”オンライン(標準モード)”
SETTING 2 QJ71GF11-T2
リフレッシュデバイス割付方法
リンク側
SB転送 SB 512点 先頭0000 最終01FF
SW転送 SW 512点 先頭0000 最終01FF
転送1 RX 16点 先頭0000 最終000F
転送2 RY 16点 先頭0010 最終001F
※RY 先頭0010に0000だと認識されない
出力が認識されませんでした。
0010!!
転送3 RWr 20点 先頭0000 最終0013
転送4 RWw 20点 先頭0000 最終0013
CPU側
SB転送 SB 512点 先頭0000 最終01FF
SW転送 SW 512点 先頭0000 最終01FF
転送1 X 16点 先頭1000 最終100F
転送2 Y 16点 先頭1000 最終100F
転送3 W 20点 先頭00000 最終00013
転送4 W 20点 先頭00100 最終00113
SETTING 3 QJ71GF11-T2
参考
入力/出力割付
CC IE Field構成設定
ユニット一覧から
CC IE Field機器(三菱電機)から
基本ディジタル入力ユニット
NZ2GF2B1-16Dを選択
増設ディジタル出力ユニット
NZ2EX-16(DO)を選択
NZ2GF2B1-16D
RX/RY設定
点数 16
先頭 0000
最終 000F
RWw/RWr設定
点数 20
先頭 0000
最終 0013
NZ2EX-16(DO)
RX/RY設定
点数 16
先頭 0010
最終 001F
FOR REFERENCE 1 QJ71GF11-T2
デバイス割付確認
※ドッキングウィンドからデバイスの確認ができます。
この項目を参考にデバイス割付・プログラムを作成していきます。
FOR REFERENCE 2 QJ71GF11-T2
マニュアルから
動作条件を確認
1.イニシャル処理要求フラグ(RWr0.b8)が
ONしているか・・・
2.イニシャル処理完了フラグ(RWw0.b8)が
OFFしているか・・・
3.イニシャル処理要求フラグON後
イニシャル処理完了フラグOFF後
リモートREADY(RWr0.b11)
ONするか・・・
3点を重要項目として・・・
イニシャル用
プログラムを作成
※I/Oパラメータ自動設定機能
イニシャル用
自動機能があれば、
プログラムは不要です・・・
参考マニュアル
三菱電機汎用シーケンサ
CC-Link IEフィールドネットワーク
リモートI/Oユニットユーザーズマニュアル
FOR REFERENCE LADDER
CONFIRMATION
CC-Link IE 通信確認
マスター側から
エラー等/不具合等
状況確認
CC-Link IE 通信確認
ローカル側から
エラー等/不具合等
状況確認
SUMMARY
まとめ
CC-Link IEを取り上げました。
ケーブルについて、汎用のLANケーブルで
通信ができるので、専用ケーブルも必要も
ありません。
設定も、パラメータだけ動作可能・・・
I/Oだけではなく・・・
数々のインターフェイスが使えるので・・・
用途も色々・・・
拡張もあります・・・
取っ掛かりが難しいですが・・・
難しいマニュアルを理解して・・・
とにかく何回か読んで理解して
勉強すれば・・・
拡張機能豊富で、使いこなせればバリエーション
が拡がります!!
最後までご覧頂きありがとうございます。