CC-Link IE通信 NZ2GF-CCB CC-Linkブリッジユニット
PREFACE
CC-Link IE通信機能
今回は、マスターローカルユニット
QJ71GF11-T2と
ローカルデバイス(入出力リモートユニット)
NZ2GF2B1-16D(DC24V 入力16点)
※(2015年生産中止)
NZ2EX2B1-16T(トランジスタ 出力16点)
※(2017年生産中止)
I/O入出力混合ユニット
NZ2GF-CCB ブリッジユニットを使用して
CC-LinkIEフィールドネットワークに
CC-LinkVer.1対応 リモートI/O局を接続します。
AJ65SBTB1-32T1(トランジスタ出力32点)
出力ユニット
PLC⇔ローカルデバイス間で
通信を行います。
DOCUMENT
構成は
単純に1対2
最初にローカルユニットを設定
設定
ローカルユニット
NZ2GF2B1N-16D
局番設定(STATION No.)
1局
X10"0"
X1 "1"
設定
ブリッジユニット
NZ2GF-CCB
局番設定(STATION No.)
2局
X10"0"
X1 "2"
伝送速度(MODE)
"4"
10Mbps
設定
リモートI/Oユニット
AJ65SBTB1-32T
局番設定(STATION No.)
1局
X10"0"
X1 "1"
伝送速度(MODE)
"4"
10Mbps
SETTING 1 QJ71GF11-T2
QJ71GF11-T2を設定
種別 ”CC IE Field(マスタ局)”
先頭I/O No. ”0000”
ネットワークNo. ”1”
モード設定 ”オンライン(標準モード)”
SETTING 2 QJ71GF11-T2
リフレッシュデバイス割付方法
NZ2GF2B1N-16D
リンク側
SB転送 SB 512点 先頭0000 最終01FF
SW転送 SW 512点 先頭0000 最終01FF
転送1 RX 16点 先頭0000 最終000F
転送2 RY 16点 先頭0010 最終001F
※RY 先頭0010に0000だと認識されない
出力が認識されませんでした。
0010!!
転送3 RWr 20点 先頭0000 最終0013
転送4 RWw 20点 先頭0000 最終0013
CPU側
SB転送 SB 512点 先頭0000 最終01FF
SW転送 SW 512点 先頭0000 最終01FF
転送1 X 16点 先頭1000 最終100F
転送2 Y 16点 先頭1000 最終100F
転送3 W 20点 先頭00000 最終00013
転送4 W 20点 先頭00100 最終00113
リフレッシュデバイス割付方法
AJ65SBTB1-32T
リンク側
転送1 RX 32点 先頭0020 最終003F
転送2 RY 32点 先頭0020 最終003F
転送3 RWr 4点 先頭0040 最終0043
転送4 RWw 4点 先頭0140 最終0143
CPU側
転送1 X 32点 先頭1100 最終111F
転送2 Y 32点 先頭1100 最終111F
転送3 W 4点 先頭00040 最終00043
転送4 W 4点 先頭00140 最終00143
SETTING 3 QJ71GF11-T2
ユニット一覧から
CC IE Field機器(三菱電機)から
基本ディジタル入力ユニット
NZ2GF2B1-16Dを選択
増設ディジタル出力ユニット
NZ2EX-16(DO)を選択
NZ2GF2B1-16D
RX/RY設定
点数 16
先頭 0000
最終 000F
RWw/RWr設定
点数 20
先頭 0000
最終 0013
NZ2EX-16(DO)
RX/RY設定
点数 16
先頭 0010
最終 001F
ユニット一覧から
CC IE Field機器(三菱電機)から
ブリッジユニット(CC-Link)
NZ2GF-CCB
CC-LinkIEフィールド
ブリッジユニットを選択
RX/RY設定
点数 32
先頭 0020
最終 003F
RWw/RWr設定
点数 4
先頭 0040
最終 0043
FOR REFERENCE 1 QJ71GF11-T2
デバイス割付確認
※ドッキングウィンドからデバイスの確認ができます。
この項目を参考にデバイス割付・プログラムを作成していきます。
FOR REFERENCE 2 QJ71GF11-T2
マニュアルから
動作条件を確認
1.イニシャル処理要求フラグ(RWr0.b8)が
ONしているか・・・
2.イニシャル処理完了フラグ(RWw0.b8)が
OFFしているか・・・
3.イニシャル処理要求フラグON後
イニシャル処理完了フラグOFF後
リモートREADY(RWr0.b11)
ONするか・・・
3点を重要項目として・・・
イニシャル用
プログラムを作成
※I/Oパラメータ自動設定機能
イニシャル用
自動機能があれば、
プログラムは不要です・・・
参考マニュアル
三菱電機汎用シーケンサ
CC-Link IEフィールドネットワーク
リモートI/Oユニットユーザーズマニュアル
FOR REFERENCE 3 QJ71GF11-T2
参考マニュアル
CC-Link IE フィールドネットワークーCC-Link
ブリッジユニット
ユーザーズマニュアル
NZ2GF-CCB
FOR REFERENCE LADDER
ラダープログラムの確認
CC-Link通信状態確認
DEMONSTRATION
今回は、出力ユニットだけで通信テストを行いました。
※入力ユニットは今回は使用しません。
SUMMARY
今回は・・・
ブリッジユニット取り上げました。
NZ2GF-CCB ブリッジユニットを使用して
CC-LinkIEフィールドネットワークに
CC-LinkVer.1対応 リモートI/O局を接続し
CC-LinkとCC-Link IEを
混色して使用できるユニットです。
両方の利点を
有効に使用できる便利な機能を持ち合わせています。
最後までお読みいただきありがとうございました。